会場のみ
どうするボラセン!
ボラセンの役割と機能を問い直して、モヤモヤ解消、明日からの実践に
新型コロナウィルスの影響で多くの人々が困窮状態に陥り、全国の社協で生活福祉資金特例貸付にかかわる相談・支援に対応してきました。その中で、貸付だけでは解決困難なケースがあったものの、手続きに追われ、地域の資源を活かした支援につなげることができなかったことが報告されています。
ボランティア・市民活動センター(略称:ボラセン)は、コロナ禍の予期せぬ甚大なニーズが発生している中で、どのように取り組んできたのでしょうか。どんな取り組みができたのか、どうしてその取り組みができたのか、事例の背景、要因を聞き、参加者の皆さんとボラセンやボランティアコーディネーターの役割、機能を確認していきます。
対象 ボランティア・市民活動センター職員 / 社会福祉協議会職員 /
ボランティア・市民活動センターにかかわっている人・団体
定員 会場30名
講師・コメンテーター
諏訪 徹さん (日本大学文理学部社会福祉学科 教授)
1988年全国社会福祉協議会に入職。高年福祉部、東京都社会福祉協議会・東京ボランティアセンター(出向)、全国ボランティア活動振興センター、中央福祉人材センターに勤務。2008年7月より厚生労働省社会・援護局総務課社会福祉専門官(地域福祉課・福祉基盤課併任)。厚労省において社会福祉士制度、介護福祉士制度、共同募金等を担当。2013年4月より現職。 【主な研究テーマ】地域福祉、福祉マネジメント
事例発表者
田中 亮彦さん (立川市社会福祉協議会立川市くらし・しごとサポートセンター 係長)
東京都出身。高校生のときにNPO法人の活動に携わったことをきっかけに、市民活動に興味持ち、2008年立川社協に入職。市民活動センターに配属となり、ボランティアに関する相談、地域活動やNPO法人の支援を担当。その後、経営総務係に配属され、地域福祉活動計画や職員育成などの法人運営を担当。2020年より、自立生活支援係に従事し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた方々の生活支援を担う。NPO法人しらゆり理事。NPO法人ホロコースト教育資料センター事務局長・理事。
宮崎 雅也さん (日野市社会福祉協議会日野市ボランティア・センター 課長補佐)
2006年日野市社会福祉協議会に入職。地域福祉権利擁護事業(日常生活自立支援事業)の専門員を経て、2010年からボランティアセンターを担当している。東日本大震災を機に地域防災をテーマに地域福祉活動に取り組む。コロナ禍では、ICTを活用した地域の人々の繋がりづくりや、困窮者支援に取り組むため持続可能な食支援の仕組み作りに取り組む。様々なニーズに応えられるような、地域のオールラウンドコーディネーターをめざす。
市川 斉さん (シャンティ国際ボランティア会 地球市民事業課シニアスタッフ)
静岡県出身。1990年シャンティ国際ボランティア会に入職。1995年阪神・淡路大震災における緊急救援・復興支援、2001年アフガニスタンで緊急救援活動及び教育支援活動、ミャンマー事業に関わり、現職。JPF副代表、JANIC副理事長などを歴任。第16回ヘルシー・ソサイエティ賞ボランティア部門(国際)受賞。
● 担当 池畑雄太(渋谷区社会福祉協議会) / 梅澤稔(いたばし総合ボランティアセンター)