オンラインのみ

ボランティアは「オワコン」か?

 研究の最前線から学ぶ、若者のボランティア参加


 昨今、インターン等社会参加メニューの多様化、困窮によるアルバイト時間の増加や資格取得による多忙化等、学生をはじめとした若者を取り巻く環境は変化しました。それ故、若者はスキマ時間を使ってできる単発の「体験型」ボランティアを好むようになったと感じられます。かつて主流だった「フルコミット型」ボランティアは、「オワコン」(=興味を引かない終わったコンテンツ)になったのでしょうか?そうであれば、私達は「オワコン」化に抗うべき、あるいは受け入れるべきなのでしょうか?近年のボランティア論研究をもとに考えます。


対象 若者のボランティア参加に関心のある方 / 「研究」と「現場」の架橋に関心のある方

定員 オンライン40名



講師・コメンテーター 

仁平 典宏さん (東京大学大学院教育学研究科 教授)

茨城県出身。専門は社会学。学生の頃から知的障害児やホームレス支援のボランティア活動にかかわる中で、市民活動に称賛と冷笑を同時に浴びせかける日本社会のあり方に関心を持ち、その背景にある日本型の市民社会と国家や市場との関係について、社会学の観点から研究してきた。『「ボランティア」の誕生と終焉―〈贈与のパラドックス〉の知識社会学』(名古屋大学出版会)にて損保ジャパン記念財団賞、日本社会学会奨励賞を受賞。他に『平成史【完全版】』(共著)、『教育学年報』(共編)など。


実践研究報告者 

直井 友樹さん (横浜国立大学大学院 博士課程後期)

神奈川県横浜市出身。横浜国立大学大学院都市イノベーション学府都市イノベーション専攻(博士課程後期)在籍。特定非営利活動法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)における、ワークキャンプ(合宿型のボランティア活動)等のコーディネート経験を経て、現在はボランティア活動を通した参加者らの変容が、個人や社会に何をもたらすのかを明らかにするべく、研究活動に取り組んでいます。


● 担当 榎本朝美(東京ボランティア・市民活動センター) / 鹿住貴之(JUON(樹恩)NETWORK)/ 菅野道生(淑徳大学)

認定特定非営利活動法人 日本ボランティアコーディネーター協会(JVCA)

 市民の参加と協働を進めるコーディネーション研究集会 実行委員会

                                

〈事務局(JVCA内)〉

〒162-0825 東京都新宿区神楽坂2-13 末よしビル別館 30D

TEL03‐5225‐1545   FAX03‐5225‐1563

 

E-mail : jvcc2024@jvca2001.org  

Webページ : https://www.jvca2001.org /